全米で非居住用住宅 (バケーション、投資&セカンドホーム) の 比率の最も高い都市は?

オンラインの金融機関であるレンディングツリー (LendingTree) は、「全米の都市の中で、居住用ではなく、投資あるいは非居住用 (non-owner-occupied) として購入された物件の比率が多い場所は、南部と西部に多く見られる」と最近の調査で発表しました。 この調査で判明した主なポイントは、下記の5つです。 全米の中でも地域差があり、南部と西部に非居住用の比率が多く見られ、北東部と中西部ではその比率は低くなっています。...

全米規模のホームエクイティーの増加傾向は今後も続く

不動産の調査会社大手のコアロジック社は、2018年第1四半期の「ホームエクイティーレポート」で、モーゲージ、いわゆる住宅ローンを持っているホームオーナーは、昨年からの1年間でエクイティー (含み益) が13.3%も増加したと発表しました。ホームオーナーは平均で、昨年の第1四半期から2018年の同時期までに16,300ドルもの含み益を蓄積しています。これは、過去4年間で最も成長率の高い1年でした。...

全米での住宅取引価格は上昇の傾向

全米リアルター協会(NAR)が最近行った「リアルター・コンフィデンス・インデックスサーベイ」、これはリアルターに最近の取引に関する調査をした結果ですが、直近の2月の調査では、取引の3分の1以上の37%が、販売価格 (Listing Price) か、それ以上で成約されたとのことでした。一年前の時点では、全体の35%が販売価格以上で取引されていました。さらに遡ると、2012年から2015年までは、全体の25%がそうでした。...

海外からの投資家は変わっても、米国への住宅不動産 投資は年々増加

ここ数年、海外からの住宅不動産投資は、中国からの投資が金額的に一番大きいことが知られています。全米リアルター協会 (NAR) によると、その総額は、2016年4月から2017年3月までの1年間で317億ドルとなっています。しかし、2017年8月から、中国政府は個人や法人の海外への資金の持ち出しにさらなる制限を設け始めており、米国内のマーケットによっては、その影響をもろに受けている地域も出てきています。NARの統計では、香港、台湾などからの投資も、統計上は中国となっています。...