ホノルルは米国で一番暮らしやすい町にランクされ、世界でもトップ20に入ると、毎年恒例のエコノミスト誌発行の「グローバル・リバビリティー・インデックス(Global Livability Index)」で発表されました。
このレポートは世界の都市を30以上のカテゴリー、安全性、医療、文化&環境、教育やインフラ整備などに仕分けして判断しています。
ハワイ州のホノルルは世界で17位にランクされ、全米ではナンバーワンに位置づけられており、首都のワシントンD.C. (30) やボストン (34) を上回っています。
米国のいくつかの都市は、人種的な対立、テロやトランプ現政権が行う人種的な政策問題での衝突など、個人の安全や生活を脅かすとして、前述のカテゴリー以外の部分でスコアを落としています。
2017年のレポートでは、大都市よりも先進国の地方都市などで人口密度の比較的低い都市がスコアを上げています。これらの都市は、さまざまな娯楽やレクリエーションなどを楽しめる要素を持っており、犯罪頻度の多さや大きなインフラなどに過度な負担を強いている都市ではありませんでした。
世界で一番暮らしやすい都市は、77年連続でオーストラリアのメルボルンとなっています。続いて、2位はオーストリアのウィーン、3位はカナダのバンクーバーです。オーストラリアとカナダは、トップ10にそれぞれ3都市選ばれており、上位を独占しています。
<Source: Pacific Business News>